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zoom RSS 科学真理教――ホメオパシー問題で思ったこと (その1)

<<   作成日時 : 2010/11/24 10:11   >>

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最初に断っておきますが、私は今の科学が宗教だとは考えません。しかし、インターネットで見かける「科学教」または「科学真理教」という言葉には一片の真実があると思います。

次に、私は理系の学部を卒業しましたが、研究をしたことがありませんので、科学者のように科学を熟知しているわけではありません。それでも自分は科学に対してある程度センスもあると信じていました。科学解説家で疑似科学に強い態度を示しているマーチン・ガードナーやアイザック・アシモフの著作にもずっと親しんでましたし。でも、ホメオパシー問題か気になってインターネットでいろいろな文章を読むうちに、自分の科学に対するイメージに変なところがあると感じ、この文章を書こうと思い立ちました。


ホメオパシーというのは砂糖玉でさまざまな病気を現代医学より安全に治せると主張している伝統医学の一つで、日本学術会議は否定する会長談話(http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d8.pdf)を発表しました。談話を読むとなるほどその通りだと思います。ところで、ホメオパシーの団体のうちで過激なものらしいホメオパシー医学協会が、それに対する反論(http://jphma.org/About_homoe/jphma_answer_20100828.html)を出しています。

私は、その反論を読んでそれをはっきり否定する能力が自分に無いことに気がつきました。ホメオパシー側も文献があり、実験結果があります。ホメオパシー側の言い方がどうも感情的だから内容も間違っていそうだ、と推測するのは常識的な判断ですが、それは科学的な態度でしょうか? また、自分のうろ覚えの科学知識に照らして違和感があるからって、よく確かめもしないで否定していいのでしょうか?

談話や反論で引き合いに出されている資料(英語の論文)を読むことは、このインターネットの時代、なんとか可能かもしれません。しかし、その内容が妥当かどうかは、どうやって判定したらいいのでしょうか。医学論文はたいてい統計で結論を出しますが、それが正しい統計なのか、実験条件に不備はないのか、統計から推論する方法は適切なのか、専門外の私には分かりません。ガードナーかアシモフ(どっちも故人だ…)に解説して欲しいところです。

つまり何と、私は科学のスポークスマンを信じるしか出来ないんです。これが科学的態度でしょうか? 科学のスポークスマンは良くて、ホメオパシーのはダメなんですか? おかしいじゃないですか? 自分の頭で考えないんですか?

私は科学を妄信しているだけ――科学真理教の信者だったんでしょうか。

(その2)
(オマケ)

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正しい統計かどうか、実験に不備はないか、などは基本的な参考書に当たれば分かりますよ。“理系の学部を卒業”したなら統計や実験計画法の基本を勉強しなかったということはないと思いますし。
さいとう
2010/11/27 12:58
さいとうさん、コメントありがとうございます。

理系にもいろいろあり、情報・数理系ではそういうのは薄いです。

ここでは匿名でやってますのでこのぐらいですみません。
honnya
2010/11/28 20:54

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