落ち込み女がはまった本たち

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zoom RSS 偽エクゼクティブ vs 「ビジネスマンのための「頭」の整理術」

<<   作成日時 : 2011/02/08 17:42   >>

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"主婦の整理術をオフィスに持ち込むな!"というオビのアオリを見て、優秀なビジネスマンを主婦のセンスで邪魔をしてはいけないなという不安で購入。
そういう内容ではなかったが、面白かった。

主婦の整理術のことは本の最後の方に、ビジネスに必要な整理とは違うということが書いてあるだけで、特に攻撃はしていない。むしろ著者は主婦の整理術に詳しい様子。ちなみに私は詳しくないしあまり興味が無い。

それはともかく内容について。一番印象に残ったのが、別の部署や別の会社との連絡をいかにちゃんと往復させるか、特に返事が欲しいものに返事をちゃんともらえるようにすることがとても大切だ、ということ。相手に「これは返事が必要ですよ」と認識させ、忘れさせないように、紙というモノにしたり、添付ファイルを使ったり、一番印象に残る追伸を利用したり、という解決のテクニックを推奨している。

はっきりとした問題意識と解決例を見ているだけで、少し頭が整理される気持ちがする。ただし、具体的な解決のテクニックは、人により周囲の習慣により変わってくるだろう。特に著者は紙でないと集中力が出ないタイプなのか信仰と言ってよいほど紙を強く勧めるが、資源などにチマチマして良い仕事ができないという本末転倒(だって、資源が半分で済んでもいい加減な仕事をしたらすべてが無駄なのだし時間のロスもある)をしなければよいのであって、紙にプリントアウトすれば良いという話ではないのだろう。

他の問題(と解決例)としては、捨てるか悩む書類の始末(年度ごとに大きな箱に入れて思い出したものは拾う。入れていいのは今年の箱だけ。置けなくなったら古い箱から捨てる)、情報の保管(関係者でパスワードを共有したグーグルメールアカウントを案件ごとに使う。社内サーバーと違い削除して整理しなくて良い)、等々。

また、出るボールペン以外は捨てる、ホワイトボードにはインクの出るペンを用意しておくというようなことが、くだらなく見えてもどんなに価値があることか……とても納得した。

私がここでいい加減にまとめても、すっきりと納得できる話をあいまいにしてしまうだけなので、すっきりしたい人は読んでみてほしい。とはいえ、ビジネス書を非日常として楽しむ主婦の私の意見だけど。

一つ不満を言うと、用語が丁寧でないこと。例えば、黒ペンと書いたり黒マジックと書いたりで、知的整理術を唱える割に読者に与える知的負荷に対してはいい加減だと感じた。編集者の責任もあるだろうが、これでは自分のところさえ楽になれば良いという考えのごり押しコンサルタントに見えてしまう。

まあ、品のない読み方だと、この本の一番面白いところは、携帯でメールを一日何百本も処理していることをホステスに自慢していそうな偽エグゼクティブに対してキレた体験談なんだけどね。

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